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練習するときは楽譜から目をそらさない様に気をつけましょう
個人練習に、レッスンに、バンドリハーサルに、ライブに、音楽をする上でのマストアイテム。
『楽譜』
一言で『楽譜』といってもリードシートや、ピアノやギターの弾き歌い譜、ギター&ベース、ウクレレ用のタブ譜、バンドスコア、アコーディオン譜、ドラム譜、和楽器専用の楽譜など楽器によって様々な形式がある。
構成、強弱、速度、ハーモニーや、曲によっては「演奏者はピアノを一番近い壁まで押すことが要求される。壁を越えて押していけるなら、押し続ける。そうでなければ、疲れ果てたので一度休み、放尿すること」と記載されている楽譜も世の中にはあるらしい。
今日、目に見えない音を可視化できて、世界中の誰もが気軽に音楽を楽しめるのは『楽譜』を発明し発展させてきた偉大な先人達のおかげなのです。
と、思える様になったのはここ10年くらい。
ずっと楽譜の読み書きが苦手というか、食わず嫌いで避けていたのですが、リハーサルでの決め事や、レッスン内容の向上の為に必要に迫られたために仕方なく使う様になったという流れ。
20代半ばで、ト音記号の練習や、五線譜を「ド」の位置から一つずつ数えるレベル。
正直5才の息子の方がこの頃の自分より読譜のスピードが速い。
そして、数年経って徐々に読譜が出来るようになって実感したこと。
・リハーサルやレッスンで言った事、言われた事をメモすることができる(めちゃくちゃ重要)
・曲の世界観をより深く理解することができる
・とにかく一曲弾けるまでのスピードが段違いに速くなった
・なんなら聴いたことがない曲でも初見で対応できる
・一晩40曲以上演奏という過酷なライブでも何とか対応できた
もう、音楽人生180度変わったくらいの楽譜の影響力。
美しい楽譜を眺めながらラムのロック3杯は呑めちゃう。
第三者に正確に伝わらないと意味が無いし、情報を盛り込みすぎても読み辛くなるし、って事で悩んでいるとたった1曲を書き上げるのに結構時間かかるものなんです。
建築デザイナーやインテリアデザイナーの様に設計図を作成する作業に似た様なものだと捉えてます。
当たり前の様にインターネットで無料で楽譜が閲覧出来たり、1曲100〜300円くらいで楽譜が購入できる時代だから、そこまで有り難みを感じる事はないかも知れませんが、楽譜を書く大変さを知っているからこそ、尚更『楽譜』に対して熱意を感じます。
とにかく、練習するときは楽譜から目をそらさない様に気をつけましょう。
無伴奏ヴァイオリン ソナタ1番 BWV1001 の自筆譜 (1720年) – J.S. バッハ
by Mr.Tsuge
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