snafkins

BLOG

講師ブログやお得なキャンペーン情報がいっぱい!ぜひご覧ください。

Advanced Lesson?

DATE:2017.10.25|AUTHOR:Mizutani 音楽教室の日常
皆さんこんにちは!
日頃のレッスンでは受講生様のニーズにお応えしてレッスンを行っておりますが
本日はAdvanced Lessonと題して日頃、私がやっている練習法などを御紹介したいと思います。
この練習方法はスケール(音階)練習なのですが、通常の練習方法よりも深くギターの指板上の音を理解する
ギターという楽器を理解する つまりは音楽を理解していく事に繋がると思っています。
従来、ギターのスケール(音階)練習というのは、ポジション毎に分けて練習していく。
※この練習も非常に大切です。
なぜポジション毎に分けて練習していくのか?
それはギターという楽器が開放(0フレット)〜12フレットで1オクターブの間隔で音が配置されていて
尚且つ弦が6本ある為、非常に範囲が広く複雑に音が配置されているから。
※ある有名ジャズギタリストは「ギターという楽器は弦1本1本をピアノと置き換えるとその数通り6台ピアノがある」
と言われた程です。
なのでポジション毎に分けて練習しスケール(音階)をマスターしていくやり方が広く伝わっています。
これが所謂ボックスポジションというものです。
さて前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
私が日頃やっているスケール(音階)の練習方法ですが、いたってシンプルです。
まず最初は、1弦しか使いません。
次に、0フレット(開放)から12フレットまでしか使いません。
そして1弦上に配置されているCメジャースケール(所謂ドレミファ…ですね)を把握する。
『1弦上の音』 0フレット(E)、1フレット(F)、3フレット(G)、5フレット(A)、7フレット(B)、8フレット(C)、10フレット(D)、12フレット(E)※オクターブ
こんな風に音が広がっています。
運指も好きな指で弾いて大丈夫です。テンポも好きなテンポ、リズムも好きなリズムで弾いて大丈夫です。
これが出来たらステップ2です。
ステップ2は少し音楽理論が入ってきます。
1弦上に広がっているCメジャースケールが『見える』ようになったら次は
FのKey(調)のメジャースケールを弾き(探し)ます。
どういう事かと言いますと
CのKeyからFのKeyに変わるという事は、
ドレミファソラシの『シ』→B音
このB音が『フラット』(※半音下がる、ギターでは1フレット左にずれる)させればいい訳です。
※上記の『1弦上の音』では『B音』は7フレットにあります。
つまりその7フレットの『B音』を半音下げる(1フレット左にズラす)
7フレット(B) → 6フレット(B♭)
これで『F』Keyのメジャースケールの完成です。
このように、Cメジャースケールをまずは把握し、それ以外のKeyはCメジャースケールを基に音を変化させて練習していくのです。
Keyが『G』になれば『ファ』→『F』が『F♯』に変化します。
Keyが『E♭』ならば『シ・ミ・ラ』→『B・E・A』が『B♭・E♭・A♭』に変化します。
これを存在するKey(調)全て、、、12Key(調)練習します。
この練習を1弦が出来たら次は2弦、2弦が出来たら3弦、、、6弦と。
更には1弦と2弦を使って、、、、1弦から3弦で、、、、、最終的には6本全ての弦を使って。
最初は凄くシンプルです。
ですが段階を追う毎に難易度が上がり初級者から上級者の方まで取り組める練習方法です。
ある時に、私の師と仰ぐ方がこんな事を仰いました。
『まずはギターの指板上にピアノでいう白鍵を作りなさい』
と言われました。
どういう事かと言いますと、白鍵とはドレミファ、、、Cメジャースケール、、、
何も変化していない真っ新な音、、、みたいな感じでしょうか?
それが理解出来る事によってギターで言えば、
何処に何の音があるのか直ぐに見付けれるように成りますし、
もっと深い所では、あの音階とこの音階は共通した音が沢山ある、、、などの発見があったり、、、
先にも言いましたが、ギターという楽器、音楽を深く理解していく事に繋がっていくと思います。
最後に、私自身この練習をマスターした、極めたとは全く思っていないのですが、
例えばある曲に合わせてこの練習方法をやってみる。
ギター指板上の低音部分から12フレットを超えた高音部分まで使ってみる。
などなど、今現在も取り組んでいます。
さて今回は、入りはいたってシンプルで簡単です!
しかし途中から『?』な内容になってしまったかもしれませんが
少しでも興味を持たれた方は是非チャレンジして欲しいなと思います。
気になった事、分からない事があれば気軽に体験レッスンに足を運んで頂ければと思います。
image1