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ギター講師を担当しております水谷です。

皆様こんにちは!

 
スナフキンズ音楽教室ギター講師を担当しております水谷です。
 
先日とても興味深いライブイベント、、、セッションライブに参加させて頂きました!
このイベントは今年の初頭に始まり第2回目で場所は平安通りにあります
私の恩師が経営していますCasa de la Lunaというお店で開かれました♪
 
第1回は東海を中心に活躍されてます名ギタリスト御三方
砂掛康浩さん、武藤祐志さん、林剛志さんと豪華なメンツで行われ
今回の第2回目、光栄な事に私も参加させて頂きました♪
 
さて、その内容ですが、
 
これがまたもの凄くアットホームなセッションでw
 
トークが半分以上になる事もあるセットだったり?w
 
 
ただこのトークの内容が非常に興味深い内容で
ギタリストでしたらもの凄く楽しめる内容、、、
ギタリストでなくとも・・・
頭に?マークが出てしまう事もあれば、こいつらこんな事考えてるんだ・・・
といった発見があったりの面白いモノでした♪
 
前置きが長くなりましたがどんな内容かと言いますと
 
普段どんな練習をしているか・・・から始まり
自分ならではの拘り・・・楽器の拘り、機材の拘り、曲を演奏する際の拘り
アマチュアの方からしたら普段中々聞けない事、同じプロ同士でも気になっていた事などなど・・・
 
そんなトークを交えながら実際に演奏してみせる・・・玄人が手の内を明かす?といったありそうで中々ないライブでした♪
クリニックライブに近い感じといえばそうですが、それともどこか少し違う感じ・・・
 
参加した自分としても非常に有意義な時間を過ごせました♪
 
 
このイベントは定期的に開催される事が決まっており出演者が毎回入れ替わりで
次回は9月頃に行われます!
またお時間ございましたら是非お越し下さい!
 
 
と、ここで一つ
 
曲に対してのアプローチで私はこんな風に考えたりしますよ的に紹介したいと思います♪
 
題材は、Joe HendersonのInner Urgeで♪
この曲はKurt Rosenwinkelが好んで演奏する事もありコンテンポラリージャズがお好きな方々には人気?の曲
 
この曲のチェンジで
 
F#m7♭5、Fmaj7#11、E♭maj7#11、D♭maj7#11 各4小節づつの進行があります。
 
この場合、おそらく各ハーモニーに対してのコードトーンを中心にフレージング、
各コードに対してのモードを用いてのフレージングが良くある事と思います♪
 
F#m7♭5のコードトーン及びF#ロクリアン
Fmaj7のコードトーン及びFリディアン
E♭maj7のコードトーン及びE♭リディアン
D♭maj7のコードトーン及びD♭リディアン
 
もう少し羽を伸ばして、、、各コードの代理やアッパーストラクチャーを考えたり・・・
例えばF#m7♭5をAm6・・・Aドリアンと捉えたり・・・
 
ただこれらのアプローチは縦割り・・・各コードに対してのアプローチになってます。
 
これらのアプローチもするのですが、私が好んで行うアプローチの一つにキーセンターの考え・・・と言いますか、
モーダルインターチェンジ的と言いますか・・・
このアプローチはこういう言い方をするとか習った事がないのでわからないですが、
 
この4つのコードを1つの括りにまとめる事が出来るんじゃないかと・・・
私が思ったのは全て『C』にまとめる事が出来るな・・・と♪
 
F#m7♭5はCリディアン
Fmaj7はCアイオニアン
E♭maj7はCドリアンまたはCエオリアン
D♭maj7はCフリジアン
 
もっとザックリいうと、CペンタとCmペンタでこのよく分からないチェンジの上でアプローチ出来るな・・・と♪
 
このアプローチはジャズ?ビバップ?特有の縦にハーモニーを解釈するのではなく
横の繋がりを見ていくアプローチ・・・WayneShorterの曲の様な不思議なチェンジの上をシンプルなメロディー、
シンプルなペンタトニックスケールを用いたメロディーが流れていく・・・あんな感じかなと♪
 
そのハーモニーだけを見るのではなく大きな流れの中を見る・・・w
 
そんなアプローチが私の好みです♪
 
ただ場合によってはフローティング(浮遊感)するので元のハーモニーを感じにくいという点もあります。
 
・・・とまぁ、物事を細かく捉えたり大きく捉えたり、違った角度から見たり・・・
それらを応用したり、新しい発見でまた見えてくる世界が変わったり、、、
 
音楽を知る旅はまだまだ続きますw
 
 
纏まりに欠け、更には長文になってしまいましたが
今回のブログはこの辺でw
 
また次回お会いしましょう!