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「脱力」について

DATE:2020.07.20|AUTHOR:Ueji Kota 音楽教室の日常

ドラム講師の上ヱ地 宏太です。ドラムのことについて少し書かせていただきます。

技術的なことになりますがお付き合いいただけたらと思います。

僕も悩みながらやっていることで、正解や答えみたいなものは今のところ全く見えてません。

一体なんのことかと言うと、「脱力」についてです。これから書くことと「脱力」とは少し矛盾する点があるかもしれませんが、ここで「脱力」という言葉を使ったのはドラムをやる多くの人が向き合うであろうテーマだからです。

僕も脱力しなきゃって必死に練習しましたが、全然上手くいかず何年も悩んだ時期がありました。何がダメなのか色々考えてる中でふとしたきっかけで大幅に考えが変わりました。どういう考え方に変わったかというと、必要なだけ力を加えようということです。そうすると自分にはその必要な力が無いことを知りました。これはとても大きな発見です。それから僕は脱力とはある意味真逆の「鍛える」や「あえて力む」といったような練習をやるようになりました。まだまだ先は長いですがこの考え方1つでかなりのレベルアップにつながりました。

ここまで脱力についての考え方を書きましたが、言ってしまえばこんなものはただの具体例の1つであって、僕がみなさんに本当に伝えたいのは「脱力」という考え方の否定でもなければ僕の考えを共有したいわけでもありません。結局のところ人それぞれ体格も性格も運動能力も違うので万人に共通する正解みたいなものは無いのかなと思ってます。なので自分にあったやり方をみなさん1人1人が見つけられたらそれが1番の上達のきっかけになると思います。

そのきっかけを掴むほんのちょっとのお手伝いみたいなことをレッスンを通してやっていけたらと思ってます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。