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君のために歌う詩(うた)

こんにちは、ピアノ・ボーカル講師の長谷川です。

ようやく秋となりました。

今日は、何か秋らしいお話をしましょう。
そう、私はン〰年前、とある高校の音楽科に在籍していました。

名古屋にも何校かあるんですが、そこの入学試験はというとベートーベンなんですね。

何故か?ベートーベンの曲は難解で間違いやすいからです(笑)。

表現力で⚪×をつけると、ひいきという批判があるんで、1音のまちがいで、-1の減点式。間違えないことがすべて!

……正直閉口します。

で、入ると、定期試験が、またまた今度は、全員同じ曲なんですよ(笑)

もう、ゲーッ(失礼!)という感じで、ひたすら卒業して、東京へ行きたい一心。

当時は、超絶技法めざして、ロックのごとくバンバン弾いてましたね。

その頃です。

部活は禁止だったんですが、私は水泳、文芸に入ってました。

その文芸部にG君というこがいたんですよ。

書いたものを見せあうようになりまして、でも私は実はあまり真剣に読んでなかったんです。

禁止という事への反抗で、入ったようなもんだったからなあ…(笑)

ところが、その後三ヶ月経ち、……その男の子は急逝してしまいました。

言葉もなく、部活仲間と見送った後。

帰って手元に残った彼の原稿を見、私はものすごいショックを受けました。

………そこには、障害を持つ女性への淡い恋心とか、在日外国人の方の悩みや、いじめに立ち向かう高校生の話が丹念に書かれていたんですね。

ああ、自分よりこいつが生きていたほうが世の中はよくなるじゃないかと泣きました。
東京へ行って小澤(征爾)をやっつけてくるわ!(笑)という私の幼いバンカラは終わり、気がつけば、亡くなった友人の代わりに、足の不自由なお子さんと一緒に泳いだり、キャンプの手伝いをしたり、ボランティアに汗を流す自分がいました。

卒業の頃には、弾きかたも変わり、恩師から「間違いはあるがねぇ、心にくる演奏になったよ」と言われ、私はこれでいく、と決めましたね。

もちろん、切磋琢磨の練習は大事です。

でも、音楽は人が人に「心」を伝えるもの。

日々の出来事をどう感じ、どう生きるか?が、とても大切です。

だからね、時には時間を止めて、疲れぎみなお母さんを手伝ったり、友人の相談にのったり、おじいちゃんや弟くんと話したり遊んだりするのも、音楽修行かもしんないよ。

See  you  again!

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