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小学生にもリトミック!

DATE:2018.12.12|AUTHOR:Tobimasako 音楽教室の日常

小学三年生の女の子。

年中さんからピアノを学んでいます。

先日のレッスンでは、『メヌエット』を弾きました。

踊りの曲ですが、ガタガタ、ドタドタとなってしまい、うまくいきません。

3拍子の、『円を描くような流れ』、『車輪が回り続けるような動き』が捉えきれない様子。

 

〝踊ってみようか?〟

と一緒に〝メヌエットのつもり〟?で踊りながら舞踏会のイメージを広げます。

さらに、足は、(音符)4分音符の拍子(ターターター)を歩きます。

手は、メロディをクラップします。

さあ!やってみよう!

手と足が違うことをする、つまり一人複リズム(ポリリズム)ですね🎵

でも、これ、みんなピアノを弾くとき、やっていることなんですね。

それを、もう少し大きな活動として、手と足で動くことで(粗大活動)、身体がリズムや動きを捉えて感じ、実際にピアノを弾くこと(微細活動)がスムーズに表現できるように促すのです。

ひとしきり一緒に室内を動き回り、ピアノのもとへ。

まあ不思議!

 

というか、雅子先生のねらい通りに、スラスラとメロディが弾けて、テンポも軽やか、3拍子の円を描くような動きが自然に出来ています。

楽しそうに身体がリズムにのっています。

二人で顔を見合せて、

『ふしぎだねー』と微笑み合いました。

 

リトミックは、決して乳幼児だけのものではなく、小学生にも有効なことを意味していると思います。

リズムや拍子を手や足で動き(粗大活動)、その後ピアノを弾いてみる(微細活動)。

この、リトミックの基本的なところを再確認するレッスンでした。