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迷わない生き方

10年前の正月。

当時、ロックバンドでの華々しいメジャーデビューを夢見ていた20代前半の僕は、スタジオ代と生活費を稼ぐために平日朝8時から夕方6時まで駐車場の管理、その後夜7時から深夜までバンド練習用スタジオの店番、週末は朝までクラブのバーテンダーのアルバイト、そして週1回のバンド練習。睡眠時間2~3時間の生活だった。髪型はドレッドヘアーだった。

智恵も知識も技術も無いし、着ている服は大体同じだし、お金が無いから毎日バンドメンバーから支給してもらう廃棄のコンビニ弁当で胸焼けしてたけど、志だけはやたら高かった。というか若かった。

そうは言うものの、地元の同級生の多くは就職して、中には結婚して子供が生まれて、家を建てる友達もいて、親に会う度に就職しろと言われ、年を重ねる毎に社会に置いてけぼりにされたように感じてネガティブスパイラルに陥るときもあった。理想と現実のギャップに焦りを感じて音楽の道を諦めて別の道を考えるようになった頃、オーストラリアへ留学していた友人に「こっちに遊びにおいで~」と言われ、意を決して自分探しの旅へ。

不健康そうな顔したドレッドヘアーだったので、空港の税関では荷物チェックでコンタクトレンズの保存液まで念入りに調べられる。やはり人は見た目が9割。
北半球の日本と違い、南半球にあるオーストラリアは1月は真夏。日本では見られない夜空、人々、空気感、スケールの大きさにいちいち感動。狭い世界しか見ていなかったと実感。だけど観光はあまりする気が起きなく、毎日ビーチにいるか、宿に引きこもり負のバイヴスを解き放っていた。現地で合流した友人には随分迷惑をかけてしまい反省。

ボンダイビーチ

<ボンダイビーチ>

この旅は新しい発見と反省と、不安定な気持ちを決心する勇気が出た。

あれから10年後。

回り道をしながら、多くの方々に助けていただき、今でも音楽を続けさせてもらっている。むしろ音楽しかしていない。最愛の人と結婚、2人の子供にも恵まれた。
まだスタートラインにも立っていないかもしれないし、いよいよこれからが人生の本番だと思っている。

スナフキンズ渾身のニューアルバムが今月発売します。
いろんな思いを込めて作りました。
今迄で最高の出来です。
アマゾン↓から予約できます。
http://www.amazon.co.jp/Collective-Soul-Snafkins/dp/B00GOYY6I8

是非、聴いて下さい。

by Mr.Tsuge


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