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リズムは記憶
ドラム、カホン講師の水野です。
皆さま如何お過ごしでしょうか。
僕は初めてお会いする方にドラムをやっていることをお話しすると「ドラマーはリズム感が良くないといけないから、大変ですよね。」といったお話をちらちらと伺います。
ですが、実際リズム感が必要なのはドラムだけじゃないですし、人によってはドラマーよりリズム感の良いベーシスト、フロントマン(ボーカルとかサックス等・・・ですね)もたくさんいます。
僕も「あのひとのリズム感には叶わないなぁ・・・」と感じることは多々あります。
それに僕は≪リズム感≫という言葉に疑問を感じます。
「リズムは感性、感覚的なもの」と言い切ってしまうと、選ばれた者だけが感じられる才能のように誤解されがちではないでしょうか。
そんなことはありません。
僕はリズムは記憶だと考えています。
ロックやジャズ、ワールドミュージックなど様々なリズムがありますが、これらをミュージシャンの方が演奏することができるのはライブや音源でそのリズムを聞いて記憶してるからではないでしょうか。
ですので「この曲はハードロックな感じで!」と言われたら、頭の中でBon Joviのレコードが再生されて、「こんな感じでしょうか。」と楽器で再現したりすると思います。
「リズム感が鈍る」という現象もこの考え方で納得がいくと思います。
単に「最近リズムを聞いていないから忘れちゃった」だけではないでしょうか。
もしくは記憶はあるのに、体が動かない。
つまり楽器の練習不足かも知れません。
リズムの記憶が脳内にあって、それを体に伝えて楽器から音が発される。
この二つがスムーズにできることが、俗にいう「リズム感が良い」なのかも知れませんね。
なので、たくさんライブや音源を聞いて色々なリズムを身に着けたいですね!!
僕ももっと音源を聞き漁ろうと改めて思いました。
写真はBon JoviのドラマーTico Torres(ティコ・トーレス)です。
派手なプレイに頼らず、ひたすらにどっしりとしたビートを刻む、クールなドラマーです。
by Mizuno Yuta
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