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ピアノ!ぴあの!Piano!
皆様、こんにちは!ピアノ・作曲講師の加藤智美です。
最近暑いです、暑さに体が慣れるまでもう少し要するかなという感じがしています。
楽器にとって湿度や温度はとっても重要な要素ですが、私たち人間も生きているもの、同じく重要な事柄なのかなと思います。
最近、私はふらっとピアノ工房に寄りました。
家の近所の工房なのですが、本当に引き寄せられるようにふらっと。
そうしたら丁度、調律師さんがピアノの解体をしていました。そうそう見られる光景ではないので、私は興味津々でした。
なんでも部品の多くをドイツ製に替えているんだとか。部品が違うと当然音も違う、なんとなく予測はつきます。
でも、私がびっくりしたのは「角度」と「音」の関係です。
別のグランドピアノで実験、ピアノを少し、本当に少しです、右に振って音を鳴らします。
すると、さっきより全然弾きやすくなっているのです!!
これは壁に当たった音、所謂「返しの音」が変化したからだとわかりました。
もちろん、ピアノは持ち運べないので悪条件の中、本番をこなさなければならないことも確かにあります。
でも、普段のよい耳、よい音感をはぐくむには、やっぱりよいピアノ、よい音響、必要なのだなと再認識できました。
話は変わりますが、ピアノは昨今、ビジュアル面でも見つめなおされているように思います。
皆さん、ピアノは黒以外ないと思う方も多いのでは?
いや白ならあるかな、せいぜい茶ぐらいでしょう、と思いませんか?
実はあるんです!いろんなカラーのピアノが。私はある時気になって、徹底的に調べたことがありました(笑)。
知る限りでは赤、青、ピンク、紫なんかがありました。半分インテリアなのかも。
あとはゴールド、クリスタル、水玉なんてのもありました。
面白い人間がこういうことを考えて、いろんなピアノが生まれるのだなと思い、ちょっと感動しました。視覚でもピアノが楽しめるとは!!!
ピアノの小物も私は好きです。
古物商で寂しそうにしていたピアノオルゴールを500円で購入、曲はなんと「愛の讃歌」でした。私のとても大好きな曲だったので運命を感じ、今でも大事にしています。
こんな感じでいろんなピアノがいて、いろんな演奏者がいて、音は紡ぎ出される。そんなことを思うと、誰の奏でる音楽もこの世にひとつしかない、素晴らしいオンリーワンだと思いました。
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