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教え方

DATE:2021.07.13|AUTHOR:Mizunuma Shinichiro 音楽教室の日常
皆さんこんにちは。
スナフキンズ音楽教室 講師の水沼です。
 
ピアノを教えてきた中で、
ある共通する出来事が分かってきました。
それは、教え方の良し悪しです。
 
その事を踏まえて教えると、
生徒の上達するという事です。
ただし、方法の一つだと断っておきます。
 
「うまくいく心構え」
1:最初に決めた事を続ける
2:年齢に応じて方法を逆にする
3:先生自身が上手くなる
 
 
1に関してから話していきますと、
低学年の生徒は、先生が良い道へと導く事に徹底する事です。
例えば、流行りの曲を弾いてみたい、好きな曲を弾いてみたい、
と言う生徒がいますが、学問としての音楽とは異なる場合が多いのです。
 
ですので、先生自身の気持ちはぶれずに、最適だと考える教材を選び、
それを続けて教えていけば、自ずと上手くいきました。
 
 
2は年配の生徒の場合と比較して考えていきます。
今までやりたかったけど、やっと時間ができたという前提があるので、
低学年の生徒とは逆に、生徒がやりたい曲を徹底して続ける事です。
 
特にピアノは一人で完結できる楽器なので、
上手くなればやる気も増し、自動的に上手くなっていきました。
但し、働きながら通う生徒は異なり、やりたい曲と学問教材を併用し、
少ない時間でも効果的に上達する方法を探す事が大切です。
 
 
1と2を踏まえて3について考えていきます。
先生自身もまた授業や演奏などで時間が限られますが、
生徒同様、上手くなる事を徹底する事が大切です。
 
先生が上手くなっていると感じるのは生徒自身です。
それを聞いて自分も上手くなりたいと思うものです。
その相乗効果を期待しつつ、人生を豊かにする手助けと、
自身もまた豊かになる別の相乗効果も期待できます。
 
 
上記の様に、成功例を上げてきましたが、
上手くいかないケースも比較していきます。
それは、1から3の逆を実行する事です。
 
最初に決めた事を考えなしに途中で変えると、
先生自身の気持ちがぶれ、不安が伝わります。
 
低年齢で流行りの曲、やりたい曲をやると、
ピアノを学ぶ事とは異なってきます。
学問として、ピアノには合っていない場合が多いのです。
 
特に、3の逆はなるべく避けていきましょう。
先生自身の技術が変わらない、上手くならないと、
生徒の期待が下がり、続かない場合が多いのです。
年齢の差異に問わず、いつでも上達は可能です。
 
 
これまで述べてきた事は、あくまで私が実践した例にすぎません。
先生によって、人生の歩んだ道がありますので、
各々最適な指導法は異なります。
 
しかしながら、1から3を実践してきた結果、
結果的に上手くいったのも事実です。
参考まで留めていただけるとありがたいです。
 
それではまたお会いできる事を願いつつ、
長文を読んでいただき、有難う御座いました。
 
 
水沼 慎一郎